設立の経緯
こんにちは。代表です。
もうすぐStarbow設立から1年。今日はStarbow設立の経緯についてお話ししたいと思います。
自分はこの大学に数年間通っていて気がついたことがいくつかあります。例えば、同学年の学生の約半数は顔見知りになること、他の人に特徴を話しただけで「あーあの人のことか」と伝わってしまうほどのコミュニティの狭さ、その狭さゆえにいろんな噂があっという間に広まってしまうこと…。
確かに学生同士の距離が近いような星薬のような環境では友達を作ることは他の大学よりは比較的簡単なのかもしれない。でも、セクマイ(セクシャルマイノリティ)である自分にとっては少し息苦しい環境だなと感じていました。
「喋ったこともない、顔を知っているだけの人にセクマイだと思われているんじゃないか」
「自分がセクマイだと誰か1人にバレたら一瞬にして広まってしまうんじゃないか」
「そのせいで友人にも迷惑をかけてしまうのではないか」
「セクマイであることを理由にいじめられたりするんじゃないか(もう大学生だからさすがにないと思ったけどね)」
などなど。いろんな気持ちが自分の中で湧き上がっていました。そして、この狭いコミュニティにはきっと自分以外にセクマイの人はいないんだろうと決めつけるようになっていました。
ですが様々なきっかけがあり、他にもセクマイの学生さんがいるということを知ることができました。
「もしかしたら他にもセクマイの方はたくさんいるのではないか」
「その人も自分と同じような悩み、また別の悩みを抱えているのではないか」
そう思い始めたところから、自分はこのサークルを立ち上げました。
星薬では、1人の学生が兼部することも多く、バイトで多忙なことも多く、テスト勉強も大変で、といった現状がほぼほぼ一般化していると思います。高学年になると、研究室配属、CBT・OSCE、病院・薬局実習、卒論、国家試験など忙しさにさらに拍車が掛かる。星薬はそんな大学だなと。
そんな中で、自分が一番伝えたいことは
「星薬にもセクマイはいます。あなたは1人じゃない」
ということです。本音を言うとサークルに入ってくれたら嬉しいです。それが難しいとしても、Starbowの存在のおかげでセクマイの自分にも居場所があるんだと感じてもらえれば幸いです。
サークルに入りたいと思っていなくても、相談したいことがあれば、是非話を聞かせて欲しいですし、話してもらえるような、そんなサークルを目指したいと思います。
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